三十路目前の女一匹

30手前にして臨床検査技師を目指す学生。合格するのか!?結婚するのか!?

友と万灯呂山展望台の夜景

久々に会う友人からドライブに誘われた。

万灯呂山展望台に連れて行ってくれるということで。

www.town.ide.kyoto.jp

 

彼とは2年ちょっとの付き合いだが、今回は9か月ぶりの再会。

お互いの近況を報告し合う。

 

彼は長く務めた研究職を辞め、まったく違う職につくことにしたという。

修行のために今夏から金沢に移住するそうだ。

自分がやりたいことを熟考し、大きな決断をした彼に拍手を送りたい。

6年制の大学を出て医療系の国家資格まで取得して、全然別の道に進むとは、周囲の説得には骨が折れたはずだ。

彼の決断力と行動力には脱帽する。

 

その反面、友として言わせてもらうとやはり寂しい。

彼の代わりなど誰もいないのだ。

彼の選ぶことばはずっと温かいのに、私の手はひんやり冷たくなっていく。

寂しさに体温を奪われてしまったみたい。

 

国道から脇道に逸れ、次第に民家が減っていき、森に入る。

街灯ひとつない。

どんどん道は狭く、蛇行していく。

まるでブレア・ウィッチのような深い森を、スピードを緩めることなく進む。

夜の19:50でも深夜の2時のようなひっそりとした暗さ。

それでも彼の迷いがないハンドルが心強くて、全然怖くなかった。

 

展望台からの眺めには、心の底から感動した。

右手には京都市内を望む

目下に城陽市が広がる

 

私たち2人はゲラゲラ笑い合って、たまに夜景を見てしみじみした。

この景色を忘れたくない。

夜景がこんなに美しいなんて知らなかったよ。

彼とこの美しい夜景を京都でみられて嬉しかった。

 

君のさらなる活躍と健康を祈ってる。

GWに私を思い出してドライブに誘ってくれて、ありがとう。