三十路目前の女一匹

30手前にして臨床検査技師を目指す学生。合格するのか!?結婚するのか!?

医療系学生の変な就活事情

人生の岐路に立っている。

就職活動がスタートしたのだ。

医療分野の就活は全然ちがう

今まで就職活動も転職活動もしたけれど、医療分野の就職活動は就活の方法が違う。

医療分野の就活で特に違うこと

一番特徴的なのは、複数の企業や病院を受けられないこと。

一般的な就職活動では、何社か受けて何社か受かったとしたら内定辞退ができる。
医療系はできない。

募集人数が少ないかららしい。

だから1社ずつ受けるしかない。

合否の通知がわかるまで活動ができないのだ。

1社ずつ就活で困ること

この仕組みで困るのが、第一希望の病院の募集が遅く、第二・第三希望の病院の募集が早い場合。

第二・第三を先に受けるか/見送るかを判断しないといけない。

しかも毎年、第一希望に募集がある確証もない。

万一、第一希望まで待って落ちたり募集がなかったりしたら、後がないのだ。

 

臨床検査技師の進路悩みポイント2つ

臨床検査技師はどこでなにしているのか。

悩みポイントは大きくわけて2つある。

悩みポイント➀どこに勤めるか

臨床検査技師の勤務先として代表的なのは以下の通り。

  • 病院
    病院の外来・入院患者が相手。対患者と対検体。
  • 検査センター
    検体のみ扱う。
  • 検診センター
    人間ドッグや健康診断。対人。健康な人相手が多い。
  • クリニック
    胚培養など産婦人科に勤める人も多い。
  • コーディネーター職
    治験コーディネーター、臓器移植コーディネーターなど橋渡しをする人。

臨床検査技師はよく言えば活躍の場が多くあるが、選択肢が多いが故に迷ってしまう。

例によって、私は悩んでいる。

 

悩みポイント②どの検査室配属になりたいか

例えば臨床検査技師の大半が就職する病院の場合、ざっくり以下7つの検査室のいずれかに配属される場合が多い。

  1. 生理機能検査室
  2. 病理検査室
  3. 輸血検査室
  4. 感染症検査室
  5. 生化学検査室/免疫検査室
  6. 血液検査室
  7. 一般検査室

(詳しくはまた後日まとめられればいいな。)
病院を希望する場合、どの検査室配属になりたいか聞かれるので具体的に意思をもっとかなきゃいけない。

 

ちなみに病院以外は

なお検査センターなら、病理だけ、とか検体検査だけ、と決まっていることが多い。

検診センターは基本的に生理機能検査だけ。

コーディネーター職は技師の知識はほぼ使わない。

 

実習で楽しかった分野・興味がある分野が異なる

なぜ私が悩んでいるのかというと、実習で楽しかった分野と興味がある分野が異なるからだ。

実習で楽しかった分野

病院実習では生理機能検査が楽しかった。

やはり患者さんのお顔が見られるのは大きい。

コミュニケーションをとるのは楽しいし、やりがいがある。

でもエコーに興味はない。
心電図は興味がある。

実習はきつかったけど興味がある分野

病院実習で一番体力と人間関係がきつかったのが病理検査。
正直いやになりかけた。

けど一番取得したい資格があって、興味がある分野でもある。

何が好きなんだろう

ざっくり言うと形態が好きなのかもしれない。

血液の血球像、病理の組織・細胞診、感染の鏡検は楽しい。


でも人とかかわっていたい。
コミュニケーションをとるの好き。


検体検査は人とまったくかかわりがないとは言わないが、検診センターであちこち移動して集団検診をする人の話を聞くと楽しそうだな~と思う。

ただ検診センターの役割である予防医学に興味があるのかといわれると…う~ん…。


疾患の勉強もしたいしカルテも見たい。
学会発表も積極的にしたい。
生化学の数字も読めるようになりたい。

すると病院勤務がいいなと思うが、病院の場合は必ず希望の部署に配属されるとは限らない。

検査センターでその道を究めるのもいいよね。

 

結局今は

結局、悩み中。

20代前半なら、とりあえず病院入っていやだったら転職するか!って気軽に思えたかもしれないけど、正直もう30手前になって、長く続けられる職場に入りたい。

そう、長く続けたいのだ。

なんなら将来結婚できるかわかんないけど、母も年だし福利厚生もしっかりしていないと困る。

 

ここまで書いて全然まとまってないもんね。

ああ悩ましい、悩ましい。